
椅子選びの基準はさまざまです。機能、価格、耐久性、デザイン、そしてもちろん座り心地。
椅子は寝具と並び、人生の大半を共にする大切なパートナー。
そこで、椅子の果たすべき役割、求められる要素について
もう一度考えてみました。
その結果、たどり着いたキーワードが“健康”。
カリモクは、機能性や耐久性など従来の要素に加えて、
『プラス健康』を提案します。
快適に座れる椅子は、からだにやさしい。
椅子について考えることは = からだについて考えることでした。

カリモクが『座り心地のいい椅子』についてさらなる研究をしてみようと考えた理由は、実はこんなシンプルな疑問がきっかけでした。
これまで何万脚もの椅子の開発・製作に携わってきたわたしたちは、いわば椅子づくりのプロ。
この疑問に答えを出すことはわたしたちの責任であるととらえました。そこでまず取り組んだのが、『人間のからだを知ること』でした。
「座ると骨格はどうなる?」「血流は?」「酸素の消費量は?」「心拍数は?」あらゆる角度からアプローチした結果、到達した答えが、『人間のからだは立ち姿勢こそが自然な姿勢である』ということでした。言い換えれば、『座ることは不自然なことである』ということです。
研究を進めるうえで重要視したもうひとつのポイントが、日本人と欧米人との違い。
椅子というものはもともと欧米人が作った道具です。
欧米文化のもと、欧米人のために作られた道具を、そっくりそのままの形で日本人が使うことには無理があるのかもしれません。
なぜなら、欧米人と日本人では体格に大きな違いがあるから。
例えば骨格。骨の数はどちらも同じですが、大きさは違います。
背骨と背骨のクッションの役割を果たしている椎間板も同様で、数は同じでも欧米人の方が大きいのです。
実はここに大きな問題が・・・。
人間は長時間無理な姿勢で座っていると椎間板に負担がかかり、ひどくなると椎間板ヘルニアなどのトラブルを引き起こします。
もともと椎間板が大きい欧米人に比べ、椎間板の小さい日本人は少しの負担でもダメージを受けやすいのです。
ということは、日本人こそ椅子にこだわり、自分たちのからだに合ったものを厳しく吟味する必要があるのではないでしょうか。 脚の長いスラリとした椅子は確かにスタイリッシュではあるけれど、日本人が心地よく座るための椅子の形が必ずあるはず。)
座ることが不自然なことなのであれば、限りなく自然に近づけよう。
欧米スタイルの椅子が合わないのなら、ジャパニーズスタイルの椅子をつくろう。
目指すべきところは『からだへの負担が限りなく小さく、自然体でいられる椅子をつくること』。
これこそがカリモクの掲げるセオリーです。
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